
Web制作・デザイン・営業・工数管理を標準化し、人事評価制度で属人化を解消。売上4,000万円・利益2,000万円増加を実現した事例
ブランディング戦略立案の仕事は、企業ごとに課題や方向性が異なるため、高度な提案力や企画力が求められます。
Web制作を仕組み化し、安定した売上と利益を実現する組織づくり
Web制作会社やデザイン会社では、お客様ごとに異なる要望へ柔軟に対応できることが強みです。しかし、営業から見積り、制作、納品までが担当者個人の経験やノウハウに依存すると、案件ごとの工数や利益率にばらつきが生じ、安定した成長が難しくなります。
今回は、愛知県でWeb制作とデザイン制作を提供する企業が、人事評価制度を活用して営業から制作までの業務を仕組み化し、売上4,000万円、利益2,000万円の増加を実現した事例をご紹介します。
Web制作会社やデザイン会社として継続的な成長を目指す企業に参考となる内容です。
お客様の課題
愛知県でWeb制作やデザイン制作を行う企業(従業員13名)は、中小企業を中心にホームページ制作やデザイン制作を一貫して提供していました。
企画から制作、納品まで対応できることが強みでしたが、案件獲得が紹介や単発受注に偏り、営業から見積り、制作、納品までの進め方が担当者ごとの経験や判断に依存していました。
その結果、
・営業活動が担当者任せになっている
・受注プロセスが標準化されていない
・見積り精度にばらつきがある
・制作業務が属人化している
・工数管理が十分にできていない
・成功事例が社内で共有されていない
という課題を抱えていました。
そこで、
・営業導線の整備
・受注プロセスの標準化
・見積りルールの統一
・工数管理の仕組み化
・成功事例の共有
を社員一人ひとりの目標として設定し、その達成度を賞与へ反映する人事評価制度を導入しました。
約2年間継続して取り組んだ結果、社員全員が会社全体の課題解決へ主体的に取り組むようになり、売上4,000万円、利益2,000万円の増加につながりました。
Web制作会社・デザイン会社で起こりやすい課題
Web制作会社やデザイン会社では、お客様ごとに異なる要望へ対応するため、高い提案力と制作力が求められます。
しかし、そのノウハウが担当者だけに蓄積されると、
・営業活動が属人化する
・受注率が安定しない
・見積り精度に差が出る
・制作品質にばらつきが生じる
・工数が増え利益率が低下する
・新人教育に時間がかかる
・成功事例が共有されない
・納期遅延が発生しやすい
・利益率が安定しない
・事業拡大が難しくなる
という課題が発生しやすくなります。
継続的に成長するためには、営業から制作、納品までを組織全体で再現できる仕組みづくりが重要です。
Web制作業務の属人化が利益率を下げる理由
営業から制作まで担当者の経験に依存する
Web制作では、
・お問い合わせ対応
・ヒアリング
・見積り作成
・制作
・納品・運用支援
など、多くの工程があります。
これらが担当者個人の経験だけに依存すると、受注率や制作品質、利益率に大きな差が生まれます。
工数管理や採算管理が標準化されていない
工数管理や採算管理の方法が統一されていないと、
・見積り精度が低下する
・利益が残りにくい
・納期が遅れやすい
・営業活動へ十分な時間を割けない
など、会社全体の生産性にも大きな影響を与えます。
Web制作を仕組み化するために取り組んだこと
今回の企業では、営業から納品までの流れを見直しました。
具体的には、
・営業導線の整備
・受注プロセスの標準化
・見積りルールの統一
・工数管理の仕組み化
・制作フローの標準化
・成功事例・改善事例の共有
・案件終了後の振り返り
・KPIによる進捗管理
を実施しました。
これにより、担当者が変わっても一定品質でWeb制作やデザイン制作を提供できる体制が整いました。
人事評価制度で改善活動を継続させる
仕組みを整えるだけでは改善は定着しません。
そこで、この企業では会社が解決したい課題を人事評価制度へ組み込みました。
評価項目
評価対象とした内容は、
・営業活動改善への取り組み
・見積り精度の向上
・制作品質の向上
・工数管理の改善
・成功事例の共有
・後輩育成
・業務改善活動
・顧客満足度向上への取り組み
です。
売上だけではなく、会社全体の制作品質や組織力向上につながる行動も評価しました。
賞与へ反映
目標達成度を賞与へ反映したことで、
「自分だけ成果を出す」
という考え方から、
「会社全体で品質と利益を高める」
という意識へ変わり、改善活動が継続する組織文化が育ちました。
約2年間で得られた成果
継続した改善活動により、
・営業活動が標準化された
・受注率が向上した
・制作品質が安定した
・工数管理が効率化した
・成功事例が蓄積された
・新人教育が効率化した
・利益率が改善した
・社員の主体性が高まった
その結果、
・売上4,000万円増加
・利益2,000万円増加
という成果につながりました。
この仕組みが役立つ企業
この取り組みは、次のような企業に役立ちます。
・Web制作会社
・ホームページ制作会社
・デザイン会社
・広告制作会社
・Webマーケティング会社
・システム開発会社
・ブランディング会社
・クリエイティブ制作会社
・中小企業向け制作会社
・営業や制作業務が属人化している企業
また、受注率を高めながら利益率も改善したい企業や、制作品質を安定させて事業を拡大したい企業にも有効です。
Web制作会社の成長は、仕組みづくりから始まる
Web制作会社が継続的に成果を上げるためには、担当者個人の経験だけに頼るのではなく、営業・見積り・制作・納品・工数管理までを組織全体で共有し、誰でも再現できる仕組みを整えることが重要です。
人事評価制度と連動させることで、
・営業品質の向上
・制作品質の向上
・利益率の改善
・顧客満足度の向上
・組織全体の生産性向上
を継続的に実現できます。
「営業活動が担当者任せになっている」
「見積りや工数管理を改善したい」
「制作品質を安定させたい」
「人事評価制度を業績向上につなげたい」
このようなお悩みがございましたら、現在の営業体制や制作プロセス、人事評価制度を整理するところから、丁寧にお手伝いいたします。
ご相談・お問い合わせ
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よくあるご質問 FAQ
営業、見積り、制作、工数管理などを担当者個人の経験や判断に依存し、業務プロセスやマニュアルが標準化されていないことが主な原因です。
業務改善や制作品質向上、工数管理、後輩育成などを評価項目に組み込むことで、社員が主体的に改善へ取り組み、組織全体の生産性向上につながります。
営業導線や受注プロセスを標準化し、見積り精度や工数管理を改善することで、利益率と受注率を同時に高めることができます。
Web制作会社、ホームページ制作会社、デザイン会社、広告制作会社、クリエイティブ制作会社など、営業や制作業務が属人化している企業に適しています。
営業品質の向上、制作品質の安定、工数管理の改善、利益率の向上、人材育成の効率化など、中長期的な企業成長につながる効果が期待できます。
この記事を書いた人

土山 誠
経営アドバイザー合同会社 代表
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