
案件管理と制作フローを共有し、受注から納品までの
再現性を高めて売上と利益を伸ばした取り組み
ブランディング戦略立案の仕事は、企業ごとに課題や方向性が異なるため、高度な提案力や企画力が求められます。
デザイン事務所では、高い提案力やクリエイティブ力が強みになる一方で、案件ごとに制作内容や進行方法が異なるため、業務が担当者依存になりやすい傾向があります。
大阪府のデザイン事務所(従業員8名)でも、3Dデータ制作や施工調整など専門性の高い業務が一部の担当者へ集中し、繁忙期になると工数が逼迫しやすい状況が続いていました。
その結果、
・案件ごとに作業時間が大きく異なる
・繁忙期に受注判断が難しい
・業務負荷が特定社員へ集中する
・社内仕様や制作ルールが共有されない
・受注から納品までの流れが属人化している
という課題が発生していました。
特に、制作力が高い会社ほど「できる人」に案件が集まりやすく、組織全体で再現性を持って案件対応することが難しくなります。
また、営業段階で工数や利益を正確に把握できないと、案件が増えても利益率が安定しにくくなります。
属人化の解決策
そこで、案件ごとの制作フローや工数を記録し、受注から納品までの流れを整理・共有する仕組みを構築しました。
さらに、
・ヒアリング内容
・制作工程
・3Dデータ作成手順
・施工調整の流れ
・案件ごとの工数
・繁忙期の受注基準
などを見える化し、誰でも一定基準で案件管理できる状態を整備しました。
また、ノウハウ共有や工数改善、適切な受注判断への取り組みを各社員の目標として設定し、その達成度を賞与へ反映する人事評価制度を導入しました。
これにより、社員の意識が「個人で案件を回す」から「組織全体で利益を残す」方向へ変化していきました。
取り組みによって生まれた変化
その結果、
・制作フローが社内で共有された
・繁忙期の工数管理が安定した
・案件対応の再現性が向上した
・受注判断の精度が向上した
・業務効率と利益率が改善した
という成果につながりました。
最終的には、売上が1億円増加し、利益も5000万円増加しました。
このような企業におすすめです
このような課題を感じている企業様には特におすすめです。
・案件対応が担当者依存になっている
・繁忙期に案件管理が混乱する
・制作工数が読みにくい
・利益率が安定しない
・制作ルールが共有されていない
・受注から納品までを仕組み化したい
デザイン業に限らず、制作業務やプロジェクト型業務を行う企業様にも活用いただけます。
売上と利益は「共有」と「標準化」で安定する
成果を安定させるためには、一部の優秀な担当者だけに頼るのではなく、
・成果につながる流れを整理する
・工数を見える化する
・ノウハウを共有する
・再現できる形へ整える
・継続的な改善行動を評価する
ことが重要です。
その積み重ねによって、組織全体で安定して利益を生み出せる体制が整っていきます。
「繁忙期になると現場が回らない」
「案件ごとに利益率が違う」
「制作が属人化している」
このようなお悩みがある場合は、仕組みを見直すタイミングかもしれません。
FAQ
案件ごとに制作内容や進行方法が異なり、担当者の経験や感覚に依存しやすいためです。
制作工程や工数を見える化し、受注から納品までの流れを整理・共有することが重要です。
繁忙期の負荷集中を防ぎやすくなり、適切な受注判断や利益率改善につながります。
ノウハウ共有や業務改善を継続的に定着させ、組織全体で成果を出せる体制をつくるためです。
はい。少人数企業ほど意思決定が早く、短期間で変化や成果を実感しやすい傾向があります。
この記事を書いた人

土山 誠
経営アドバイザー合同会社 代表
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