
営業導線と開発フローを標準化し、
継続収益を高めて売上と利益を改善した事例
ブランディング戦略立案の仕事は、企業ごとに課題や方向性が異なるため、高度な提案力や企画力が求められます。
業務システムやWeb・アプリ開発を行う会社では、案件ごとに要件や開発内容が異なるため、営業・見積もり・開発・運用の進め方が担当者依存になりやすい傾向があります。
特に受託案件中心の会社では、案件獲得を優先するあまり、営業導線や見積もり基準、開発テンプレートが整理されないまま案件対応を進めてしまい、工数増加や利益率低下につながるケースも少なくありません。
大阪府のシステム開発会社(従業員5名)でも、
・営業プロセスが担当者依存になっている
・見積もり精度にばらつきがある
・案件ごとに工数が大きく変わる
・営業・開発・運用連携で手戻りが発生する
・納期遅延リスクが高まっている
・継続契約や保守運用の仕組みが弱い
という課題を抱えていました。
なぜシステム開発会社は利益が不安定になりやすいのか
システム開発業は、顧客ごとに求められる機能や仕様が異なるため、高い柔軟性が求められます。
その一方で、
・提案方法
・見積もりルール
・開発工程
・運用フロー
・保守提案
などが整理されていない状態では、案件ごとに進め方が変わり、工数や品質にばらつきが生まれやすくなります。
また、単発開発中心になると、毎回新規案件を獲得し続ける必要があり、売上が安定しにくくなります。
特に少人数の会社では、営業・開発・運用を兼任しているケースも多く、属人化が進むことで現場負荷が高まりやすくなります。
実施した改善内容
そこで、営業から受注、開発、保守運用までを再現できる仕組みづくりを進めました。
具体的には、
・営業導線の整理
・案件タイプごとのサービスパッケージ化
・ヒアリング項目の統一
・見積もりテンプレート作成
・開発工程の標準化
・成果物ルールの整理
・保守・運用プランの明確化
・継続提案フローの整備
などを実施しました。
さらに、案件ごとの成功事例や工数情報を記録・共有することで、誰でも一定基準で提案・開発・運用できる体制を整備しました。
人事評価制度を活用した仕組み定着
業務改善は、一時的にルールを作るだけでは定着しません。
そこで、
・営業導線の改善
・見積もり精度向上
・開発フローの標準化
・保守提案の強化
・ノウハウ共有
などへの取り組みを各社員の目標として設定し、その達成度を賞与へ反映する人事評価制度を導入しました。
これにより、社員の意識が「個人で案件を進める」状態から、「組織全体で再現性を高める」方向へ変化していきました。
改善後の成果
この仕組みを導入した結果、
・営業導線の再現性が向上
・見積もり精度が改善
・工数のばらつきが減少
・納期遅延リスクが軽減
・継続契約が増加
・利益率が改善
という成果につながりました。
成約率が20%高まり最終的には、売上3000万円、利益1000万円の増加を実現しました。
このような企業におすすめです
・営業が担当者依存になっている
・案件ごとの工数が読みにくい
・利益率が安定しない
・納期遅延が発生しやすい
・継続収益を増やしたい
・保守運用を強化したい
・営業と開発を仕組み化したい
システム開発会社だけでなく、Web制作、受託開発、アプリ開発、IT導入支援など、プロジェクト型業務を行う企業様にも活用いただけます。
安定成長に必要なのは「再現できる仕組み」
安定して利益を出し続けるためには、一部の優秀な担当者だけに頼るのではなく、
・成果につながる流れを整理する
・営業導線を見える化する
・開発フローを標準化する
・成功事例を共有する
・継続提案を仕組み化する
・改善行動を継続的に評価する
ことが重要です。
その積み重ねによって、組織全体で安定して成果を出せる体制が整っていきます。
「案件は増えているのに利益が残らない」
「営業や開発が属人化している」
「継続契約を増やしたい」
このようなお悩みがある場合は、仕組みを見直すタイミングかもしれません。
FAQ
顧客ごとに要件や仕様が異なるため、営業・見積もり・開発フローが担当者の経験や判断に依存しやすいためです。
成約率の高い営業方法を再現しやすくなり、受注の安定化や新人育成につながります。
提案や見積もりの精度が向上し、工数のばらつきや利益率低下を防ぎやすくなります。
保守・運用支援や継続提案を仕組み化し、長期的な顧客関係を構築することが重要です。
はい。少人数企業ほど属人化の影響を受けやすいため、早期に標準化を進めることで安定成長につながりやすくなります。
この記事を書いた人

土山 誠
経営アドバイザー合同会社 代表